経済制裁でいよいよ「困窮に直面」し始めた北朝鮮国民の生活

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ある中国人ビジネスマンは、北朝鮮の交通警察から「移動に便宜を図ってやるから、誘導棒と取り締まり用のスピードメーターを調達してくれないか」と持ちかけられたという。

「移動の便宜」とはおそらく検問所をフリーパスで通れるようにすることを指すと思われる。本来ならさらに多額のワイロが必要になるところだが、困窮の度合いが増すにつれ、ワイロの相場が下がったということだろう。

公務員が困窮しているぐらいなので、民間人はなおさらだ。