金正恩氏が極太ズボンで部下を殺す日

金正恩氏が、部下の「ズボン」にブチ切れた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、以前ある現地指導に同行した崔龍海(チェ・リョンヘ)氏が、正恩氏と同じズボンを履いていたが、これが逆鱗に触れてしまった。崔氏は公衆の面前で激しく叱責され、それだけでなくズボンを履き替えさせられたという。

(参考記事:金正恩氏「俺のマネ禁止令」を下す…「同じズボンを履くな!」

金正恩氏の激怒といえば、今年6月のスッポン工場での激怒が記憶に新しい。正恩氏はスッポン養殖工場の視察で激怒し、後に同工場の支配人が銃殺されていたことが明らかになった。視察時の様子は動画で公開されているが、確かに辺り構わず激怒している様子が見て取れる。

(参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「激怒の現地指導」

しかし、スッポン工場の激怒はさておき、なぜ正恩氏はズボンごときでブチ切れたのだろうか?

そもそも、北朝鮮の幹部の間では最高指導者の服装やスタイルをマネすることが、なかば慣行になっていた。正恩氏のあの特徴的な刈り上げスタイルは「覇気ヘア」もだ。覇気ヘアはマネどころか、一部では半強制化されており、「床屋へ行くと無条件で覇気ヘアにされる」という証言もある。

(参考記事:北朝鮮「男は黙って覇気ヘア」逆らえば「無慈悲にバリカン虎刈り」

ならば、「同じズボンを履いたから」と言って激怒する理由はどこにもないが、正恩氏は、些細なことでブチ切れる性格だという説もある。