ドキュメント:北朝鮮亡命兵「救出作戦」の実戦状況

国連軍が公開した監視カメラの映像は、13日午後3時11分に朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の下士官、呉氏が運転するジープを捉えたところから始まる。ジープは北から南へ向かって疾走、2分後には軍事境界線手前に到達した。この間、いくつかの分かれ道があるが、呉氏が迷った様子はなく、土地勘のあることがうかがえる。

午後3時15分、呉氏が動けなくなったジープを捨てて、韓国側へ向かって走り出す。そしてその2秒後、カメラの視界に入ってきた北朝鮮軍の追撃兵2人が呉氏に向かって銃撃を開始。わずかに遅れてやってきた兵士2人も、銃撃に加わった。

韓国軍中佐「私が犠牲になっても」

このとき、自動小銃を持った追撃兵ひとりは、地面に腹ばいになる「伏せ撃ち」の姿勢を取った。どうやら、「膝撃ち」の姿勢を取ろうとして、落ち葉で滑ったように見える。ほかの3人は拳銃を持った2人が「立ち撃ち」で、自動小銃を持った1人が「膝撃ち」である。

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