金正恩氏、脱北した「親戚」の殺害を命令

大佐が忽然と姿を消したのは今年2月25日のことだ。偽ドル札印刷用の活字版と、相当額の外貨を所持していた。

事件の報告を受けた金正恩氏はすぐに「除去せよ」との命令を下した。つまり、殺害せよということだ。当局は暗殺訓練を受けた要員7人を派遣したが、成果を挙げられなかったため、さらに3人を派遣した。

当局は現在も大佐の行方を追っているが、発見には至っていない模様だ。情報筋は大佐が英国やフランスにいるものと見ている。当局は、ヨーロッパに亡命を申請し、受け入れられることを事前に阻止するために全力を上げているようだ。

大佐は金日成主席の母、康盤石(カン・バンソク)の父、康敦煜(カン・ドヌク)の子孫、つまり金正恩氏と同じ曽祖父を持つ「白頭の血統」に連なる人物だ。

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