金正恩外交は「すでに惨敗」している…自分の実力を過信か

トランプ氏が会談中止を通告した理由の一つとして挙げられるのが、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソニ)外務次官が24日に発表した談話だ。崔次官は談話の中で、「われわれは米国に対話を哀願しないし、米国がわれわれと対座しないというなら、あえて引き止めないであろう」と断言しながら米国を非難した。これが米国に「怒りとあからさまな敵意」として捉えられた。

これに先立ち、北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は16日、米国が非核化のハードルを高め過ぎれば「われわれはそのような対話にこれ以上興味を持たず、近づく朝米首脳会談に応じるかを再考慮するしかない」とする談話を発表。対北朝鮮強硬派として知られるボルトン米国家安全保障担当大統領補佐官に対して「拒否感を隠さない」と不快感を強調した。

北朝鮮は、トランプ氏が米朝首脳会談に前向きな姿勢を示してから、米国に対する露骨な非難を控えていた。ここに来ていきなり態度を変えた理由として考えられるものが2つある。

    関連記事