「あまり美人に育たないで」北朝鮮の親たちが娘の将来を案じる理由

「あまり美人に育たないでおくれ」
「それ以上、身長が伸びなければ良いのに」

北朝鮮で、自分の娘を眺めながら、このように願う親たちが増えているという。

韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が近著『3階書記室の暗号 太永浩の証言』(原題)で明かしているところによれば、そのきっかけとなったのは2013年12月、金正恩氏の叔父・張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長が国家転覆陰謀罪で処刑された事件だった。

朝鮮労働党は同月8日の中央委員会政治局拡大会議で、張成沢氏を「反党反革命的宗派行為」で糾弾し、除名することを決めた。そして翌日、同党機関紙の労働新聞はこの決定を伝える記事の中で、張成沢氏の「悪行」について次のように伝えた。