金正恩氏の「都市再開発メガプロジェクト」発表で不動産価格が急騰

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上がる一方だった北朝鮮の住宅価格は、今年7月頃から下落に転じた。新義州では半分近く値を下げていたが、計画発表に前後して2ヶ月で3〜4割も高騰した。

北朝鮮の住宅は、トンジュ(金主、新興富裕層)や党や行戦機関の高級幹部が建設資金を投資し、その見返りに部屋を得る形で行われている。国内で最も儲かる分野として大量の資金が流れ込んでいたが、供給過剰により今年7月ごろから価格が急落。新義州では半分近く値を下げていた。

(参考記事:北朝鮮「不動産バブル」崩壊で大打撃か…金正恩氏も黙認の闇市場

今回の発表は、大損した投資家をなだめるため、金正恩氏が助け舟を出したものとも言えよう。金正恩氏の話を聞いた投資家が新義州に殺到したことが、不動産価格の反転上昇に繋がったと情報筋は見ている。