金正恩氏の「血の大虐殺」を予言していた北朝鮮の占い師たち

人気記事:金正恩氏が反応「過激アンダーウェア」の美女モデル写真

北朝鮮の秘密警察「国家安全保衛部(以下、保衛部)」が、最近ある「占い」をめぐって約40人の北朝鮮住民を緊急逮捕したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。一体、何があったのか。

金正恩氏は3年後に逝く

北朝鮮で「占い」は違法行為だが極めて盛んだ。その背景として90年代後半の大飢饉「苦難の行軍」を通じて社会不安が蔓延したことがある。大量の人々が餓死し、社会システムは麻痺した。こうしたなか、迷信に頼る住民が急増した。

今ではトンジュと呼ばれる新興富裕層が、大きなビジネスに取り組む前に「商運」を、さらには高級幹部たちが自分たちの行く末を占ってもらうようになった。