北朝鮮の学生たちにとって、夏休みは必ずしも楽しいばかりのものではない。学校や国家から、様々な課題を押し付けられたり、組織生活や思想の総括を強いられたりするからだ。
少女の「やわらかい皮膚」狙い
いちばん憂鬱なのは、海外にいる留学生かもしれない。国に呼び戻されれば、外国の自由な空気から離れなければならないだけでなく、下手をすると一生を棒に振ることにもなりかねないからだ。
(参考記事:北朝鮮の留学生が怯える「恐怖の夏休み」…家族と生き別れの例も)それほどでもないにせよ、まだ幼い中学生らも憂鬱な問題を抱えている。