東京新聞、北朝鮮「拉致」を指示する文書を入手…「抵抗したら処断せよ」

人気記事:金正恩氏が反応「過激アンダーウェア」の美女モデル写真

11日、東京新聞が衝撃的なスクープを放った。

同紙は、北朝鮮が工作員を養成する平壌の「金正日政治軍事大学」にて、スパイ教育に使用される内部資料を入手。「拉致」の方法などが具体的に記されているという。デイリーNKでも、何度か北朝鮮の内部資料に関する何度かスクープ記事を掲載しているが、これほどの資料は滅多にお目にかかれない。素直に脱帽と言わざるを得ない。

内部資料の詳細に関しては、本日(11日)付の東京新聞に詳しく掲載されているが、今回の資料によって北朝鮮が国家主導で「拉致」を行っていたことが改めて明らかになった。これは拉致問題を解明するうえで大きな意味を持つ。

北朝鮮の拉致が初めて明らかになったのは2002年だ。故金正日総書記は、小泉純一郎首相と会談し日本人拉致を認めた。この時、正日氏は「80年代初めまで特殊機関の一部が妄動主義に走って」と苦しい弁明に終始した。