禹東測氏は正日氏の葬儀の際に棺を運んだ7人の中の1人だったが、2012年4月に張氏によって自殺に追いやられたと伝えられている。7人のうち高齢の崔泰福(チェ・テボク)氏、金己男(キム・ギナム)氏以外はすべて権力の座から姿を消した。
しかし張氏本人も2013年12月、正恩氏によって粛清されるハメとなった。さらに最近になって、張氏粛清を主導したグループのひとりとされる馬園春(マ・ウォンチュン)国防委員会設計局長も姿を消している。
北朝鮮の権力構造の内部で何が起きているのか、予断を許さない状況が続いている。