北朝鮮から中国に逃げ出した脱北女性が、人身売買の犠牲となりセックスワークを強いられる事例は今までも多数報告されているが、ネット上で性的なポーズを見せるなどの行為を行う「アダルトビデオチャット」にも従事している。
(人気記事:女性に「手錠と猿ぐつわ」で強姦…北朝鮮「秘密警察」の極悪手口)米紙ワシントン・ポスト東京支局のアンナ・フィフィールド記者は、チャットセックスをしていた「スー」という脱北女性とのインタビューを、ラオスの首都ビエンチャンで行なった。
カメラの前で
現在30歳のスーは、絶望的な貧困を逃れて、人間らしい暮らしを営むため、2008年に脱北した。その後、人身売買組織の手で、中国東北地方の農村に住む中国人男性の元に売られ、結婚させられた。
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