先述の現地指導のなかでは「朴槿恵の狂気」と、韓国の朴大統領に対して異例の実名批判を展開した。その前日3日には、朝鮮中央通信も朴槿恵氏の出自や生い立ちをあげへつらいながら、巷にあふれる低俗な嫌韓記事さながらの論調で罵倒しつくした。
(参考記事:北朝鮮、朴槿恵大統領を激しく罵倒…「朴槿恵の醜悪な本性を解剖」)「斬首作戦」が議論されはじめたのは昨年8月からだが、ここに来て、金正恩氏自らの言葉による過剰な反応ぶり。なにやら、のっぴきならない状況が近づいているのかもしれない。
(参考記事:金正恩氏が「暴走」をやめられない本当の理由)