このトンジュはおそらく、同様の被害に何度も遭ったのだろうが、「法のイルクン(官吏)が違法に人を逮捕、拘束、拘引したり、身体や家屋を捜索したり、財産を押収、没収した場合には、1年以下の労働鍛錬刑に処する」と定めた刑法241条のことを知り、大きく出たようだ。
なぜ人々の間で法に関する意識の変化が置きつつあるのか。情報筋は「韓国のラジオが情報源」だと言う。
「最近、町では『他の国では令状なしに家宅捜索をするのは人権侵害だと南朝鮮(韓国)のラジオで言っていた』『家宅捜索に来られたら、礼状を見せろと要求した方がいい。違法ではない』『保安員もまずいことをしているという意識はあるようだ』などと口々に話している。」(情報筋)