北朝鮮の金正恩党委員長は1日に発表した「新年の辞」の中で、「いつも気持ちだけで、能力が追いつかないもどかしさと自責の念に駆られながら昨年を送りました」などと述べ、北朝鮮の独裁者としては珍しく自己批判をして見せた。
どんな民主主義国家の元首にも劣らぬ殊勝な物言いだが、些細なことで国民を虐待・処刑する恐怖政治を、簡単に捨てるとは思えない。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)処刑前の動画公開
自己反省は、単なる表面的なイメージ戦略に過ぎないだろう――韓国メディアでは、概ねこのような見解が述べられている。