金正男氏を死に追いやった「暴露スクープ」の中身

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韓国の有力週刊誌・週刊京郷は11日、スクープ記事を放った。2002年に北朝鮮を訪問した朴槿恵議員(当時)が、訪朝後数年間にわたり北朝鮮と連絡を取っていた際の「メッセンジャー」こそが正男氏だというのだ。

朴槿恵氏は当時、2002年から2012年まで「ヨーロッパ・コリア財団」の理事を務め、北朝鮮の大学生を欧州へと留学させたり、普天堡(ポチョンボ)電子楽団の来韓講演などを企画したりしていた。こうした事業を進める上での北朝鮮とのやり取りに、北京にいた正男氏が関わっていたという。手紙は同財団の関係者が北京で正男氏に渡し、そこから張成沢(チャン・ソンテク、金正日氏の妹婿)氏、金正日総書記へと伝わった。