北朝鮮「逃げ切り」に自信か…金正男氏殺害、20年前も逮捕免れる

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バカール長官は、ハンソル氏がマレーシア入りしたとの情報を強く否定した。ただその事実がどうあれ、ハンソル氏が行動を起こせば、正男氏の遺体は北朝鮮当局ではなく、家族に引き渡される可能性が高い。

ここで忘れてならないのは、ハンソル氏は現在も恐らく北朝鮮国民であるということだ。北朝鮮当局はハンソル氏の行動を妨げるため、無実の罪をでっち上げて指名手配し、マレーシアを含む友好国に逮捕と引き渡しを求めることもできるのである。

(参考記事:金正男氏の息子、マレーシアでDNA採取か…「特殊部隊に変装」と報道