北のミサイル連射、米空母の増派で「朝鮮半島危機」は再燃するか

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しかしこの時は、メディアも日本政府も大した反応を示していなかった。メディアも政治も、危機の本当の度合いよりは世論の風向きに従って動くものであるということだろう。

もっとも、だからと言って朝鮮半島にまったく危機がないのかと言えば、それは違う。

金正恩党委員長は14日の弾道ミサイル発射の際、ミサイルの搬出と準備、発射のすべてについて現地で立ち会っていたことが判明している。恐らく、21日の発射も同様だろう。