現場に急行した医師や看護師、難を逃れた軍人や一般労働者たちは、現場に入る前に飯盒の蓋に注がれた医療用アルコールを渡され、飲み干すように指示された。それは現場が正視に耐えないほどの惨状を呈していることを意味していた。
そして彼らが川原で目にしたのは、想像を絶するほどのおぞましい光景だった。
頭部が半分なくなった人、機械の下敷きになりぺしゃんこになった人、鉄筋に串刺しになった人など死体があたり一面に散乱していた。
まだ息のある人も、固まっていないセメントの上に頭から突っ込んだため、目、口、鼻、体中の穴という穴がすべてセメントに塞がれ、この世のものとは思えないうめき声をあげていた。
看護師も恐怖に「感覚麻痺」
人気記事:金正恩氏が反応「過激アンダーウェア」の美女モデル写真早速、救援活動が開始された。生きているか死んでいるかを確認して、まだ見込みのある人から救急車に載せて、金川郡病院と17号病院に搬送した。