『将軍様の鉄道』(国分隼人著 新潮社)によると、これは1987年に開発された「赤旗8」という貨車だ。鉱石や鉄製品などを積載するために、一般の貨車より車軸が倍も多い8軸となっている。
路盤はもろくなっているのに、重い貨車を走らせているため、曲線での脱線が頻発している。特に炭鉱専用線での脱線事故が多い。
橋脚も老朽化が進行しているのに、メンテナンスがまともになされていない。
平義線や平羅線などの幹線に架かる橋も老朽化と腐食が激しく、列車は30キロ以下の徐行運転を強いられる。上述の事故も、橋脚の老朽化に加え、レールのメンテナンスがいい加減だったことが原因だと上記記事の著者は見ている。
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