最近、北朝鮮の若い女性の間で「妊娠検査薬」が爆発的な人気だという。出産を奨励する北朝鮮社会で、女性が「妊娠検査薬」を使用するのは極めて異例なことで、妊娠時期を調節しよりよい生活を送ろうとする女性が増えているためと内部消息筋は説明する。
咸鏡北道の消息筋は19日、デイリーNKとの通話で「若い女性の間で『妊娠検査機』が新たな人気商品となっている。『妊娠検査薬』は外国(中国)に行って来た人がいくつか売り始めたことで広まった。
女性たちは通常、月経周期で妊娠の事実を判断したり、産婦人科の診断に頼ってきた。しかし自己診断は誤診も多く、産婦人科医の内診(機械でなく手で鑑別する方法)も誤診が多い」と話した。
消息筋によると、道にある大きな病院には「超音波」検査機があるが、ほとんどの住民が利用する市、区の病院はこうした機械がないため誤診が多い。
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