情報筋によれば、駅前や繁華街にこのような女性が200人から300人もいるという。
売春に従事する女性には大きく分けて2つのタイプがいる。1つは他の商売と比べて楽に稼げることに魅力を感じた女性、もう1つは市場経済化の波に乗れず、貧しい生活を強いられている女性だ。
(参考記事:コンドーム着用はゼロ…「売春」と「薬物」で破滅する北朝鮮の女性たち)情報筋が会った女性は「夫が軍隊で事故に遭い、障がいを負って除隊した、仕事ができなくなったのに国は一切の補償をしてくれないため、生計を立てるためにやっている」と話したという。
(参考記事:【再現ルポ】北朝鮮、橋崩壊で「500人死亡」現場の地獄絵図)国のシステムが曲がりなりにも回っていた1980年代以前、北朝鮮には売春はほとんど存在しなかった。