犯行方法の詳細は不明だが、刃物で襲われた商人はなんとか一命をとりとめたものの、顔には大きな傷跡が残ったという。
(関連記事:北朝鮮で「半グレ抗争」勃発…レンガやショベルで無慈悲に滅多打ち)このような状況で、市場での熾烈な競争に生き残るには「良心を捨てて、狼のように無慈悲に」「法は無視しろ、頼るべきは暴力団」という認識が広まっているという。
「チカラのない人は競争に負け、トンジュは商品を独り占めしようとする、市場は戦場だ」(情報筋)
こんな熾烈でリアルな「戦争」を毎日繰り広げている北朝鮮の商人が、ミサイルという最高指導者の「戦争道楽」に何の興味も持たないのは当たり前のことだろう。