本来の任務はデモや暴動の鎮圧だが、公開銃殺の場に軍用犬を連れて集団で現れることもあり、人々を恐怖の渦に陥れている。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋は、機動打撃隊の訓練がかつてなかったほど強化されており、男性隊員のみならず、女性隊員まで寒空の下で格闘技訓練、それも暴徒を鎮圧するレベルを超え、殺人訓練まがいのことを行っていると明かす。地元住民は「人民を無慈悲に踏みにじる武装ヤクザの訓練だ」と口々に非難しているという。
ちなみに女性隊員の比率は全体の10%ほどで、ほとんどが地元ではなく平壌出身だというが、それには理由がある。