金正恩氏は「シゴキ」と「パシリ」を経験した…謎の軍隊生活秘話

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祖父や父と比べ、正恩氏の経歴は謎が多いが、一部の脱北者の間では日本ではあまり知られていないあるエピソードが語られている。

自身も脱北者で、北朝鮮中枢の人事情報に精通する北朝鮮戦略情報センター(NKSIS)代表の李潤傑(イ・ユンゴル)氏は、同センターのウェブサイトで「金正恩氏は、下級兵士として軍に極秘入隊していた」とのエピソードを伝えている。

それによると、2001年にスイス留学を終えて帰国した正恩氏は、翌年10月、金日成総合大学社会科学部に入学した。しかしこの時期、正恩氏は勉強をサボりがちで、バスケ、ビリヤード、卓球、音楽などに没頭していたという。遂には2003年ごろ、大学をやめてしまう。学業に集中できなかったのは、最愛の母である高ヨンヒ氏の病状が悪化したためでもあった。高氏は2004年8月に病死したとされる。