金正恩氏の「恐怖政治」か、単なる「私怨」か…北朝鮮で粛清の情報

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実際、北朝鮮では主要幹部に対する革命化(再教育)処分が頻繁に下されており、ごく短期間で復帰するか、その後に昇進するケースも少なくないからだ。

そもそも、国情院は崔龍海氏が最近、党組織指導部長に就任したと分析しているのだが、それ自体「本当か!?」と思う。

崔氏は、金正恩党委員長の祖父・故金日成主席の盟友でもあった崔賢(チェ・ヒョン)元人民武力部長(国防相に相当)の息子という経歴ゆえに、最高幹部の地位を維持している。しかし女性問題、それもほとんど性犯罪とも言えるほどの変態性欲スキャンダルを起こした過去を持ち、失脚と復活を繰り返してきた札付きの極悪幹部だ。

(参考記事:美貌の女性の歯を抜いて…崔龍海の極悪性スキャンダル

正恩氏の悲しい表情

そんな人物が、北朝鮮の最重要機関とも言える党組織指導部長になるというのはにわかには信じがたい。