ただし、電力事情が悪いので、役に立たない。最近では、太陽熱「ソーラーパネル」を使う家も増えている。とにかく、住民達は「国の電気に頼れば凍死する」と話す住民も多い。
ー幹部クラスもセントラルヒーティングを頼らない?
平壌の中心区域に住む幹部達は「薪」を使わなくてもいいだろう。「石炭」を使った暖房に家を改造することもある。彼らはお金に余裕があるので1トンあたり60ドルの石炭をたくさん購入できる。
住民は、じっとしていたら凍死してしまうので、石炭が輸出されている地域に行って隠れながら耐えるしかない。
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一酸化炭素中毒事故で死亡するケースもある。冬になると毎年一回ぐらいは「(一酸化炭素中毒で)誰々が死んだよ」と話が出てくる。
本来、家を改造できるのは、都市経営事業所の住宅補修責任者のみだが、今ではまったく機能していない。当局が改造する場合、「市場価格(実際の費用)」ではなく「国定価格(国が決めた費用)」でされるが、配給がないのするわけがない。