過去には、金正恩氏の父・金正日氏は自らのスキャンダルを隠すため、自分の愛人をズタボロにして殺したことがある。この父にしてこの子ありといったところだろうか。
(参考記事:機関銃でズタズタに…金正日氏に「口封じ」で殺された美人女優の悲劇)強制解散の憂き目に遭った銀河水管弦楽団はどうなったのだろうか。実は、行き場を失った楽団員たちの救済措置として創設されたのが、冒頭に述べた青峰楽団だという見方がある。楽団の解散と創設の裏には、まだまだスキャンダルが隠されているのかもしれない。
銀河水管弦楽団の解散と時を同じくして始まった金正恩氏の恐怖政治が芸術団にも及ぶ中、北朝鮮のみならず海外においても着々と知名度をあげ存在感を高めている楽団がある。それが、玄松月氏が団長を務めるモランボン楽団だ。(つづく)