中国の商務省は昨年9月、自国内の北朝鮮企業や合弁企業に対して今年1月8日までの閉鎖を命じた。国連安全保障理事会の制裁決議2375号の採択を受けてのもの、北朝鮮レストランも対象に含まれている。
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ところが、中国国内には現在も、レストランで働く北朝鮮女性たちの姿がある。【写真】制服姿の女子大生
彼女らの正体は、張鉄久(チャン・チョルグ)平壌商業総合大学の学生たちだ。
北朝鮮で観光部門の人材育成を担っている同大学では、2年間の教育を受けた後に、中国のレストランで2年間働くインターン制度を2014年から実施している。【写真】歌や踊りを披露する女子大生
しかし、国連安保理の制裁決議は加盟国に対し、北朝鮮労働者の受け入れを禁じ、今いる労働者も2年以内に帰国させることを義務付けているのに、なぜ彼女らは働き続けられるのだろうか。