金正恩氏、脱北した「親戚」の殺害を命令

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当局は、北朝鮮に住む大佐の息子を韓国と米国の映画の視聴容疑で摘発し、家宅捜索を行ったが、その過程で大佐が海外で不正蓄財を行っていることを示す帳簿を発見した。これを受けて大佐に召喚状を出したが、危機を察知した大佐は家族を北朝鮮に残したまま脱北したというものだ。

ただ、家宅捜索を行ったのは韓流などの取り締まりを行う109常務という部署であることを考えると、一連の摘発は、韓流を口実に別の犯罪を摘発するために当局が仕組んだものである可能性がある。109常務が、白頭血統の一員による不正蓄財の摘発を行う権限があったのかということだ。

家族を連れ出せなかった理由について情報筋は、テ・ヨンホ公使の脱北後は海外赴任に家族を連れていけなくなった点を挙げた。