北朝鮮「美女軍団」のエースはいかにして金正恩氏の妻となったか

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脱北者で平壌中枢の人事情報に精通する李潤傑(イ・ユンゴル)北朝鮮戦略情報センター代表によれば、李雪主氏は1988年9月23日、平壌市の順安(スナン)区域で生まれた。1989年生まれとの説もあるが、李代表によれば1988年で間違いないという。以下、同氏の情報をもとに、李雪主氏の半生をたどってみる。

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金正恩氏の妻・李雪主氏について

李雪主氏は咸鏡北道(ハムギョンブクト)の清津(チョンジン)生まれとの情報もあるが、これは父親の故郷であり、李雪主氏は平壌の生まれ育ちだという。

父親は軍出身の航空機パイロットで、母親は地元の商業管理所の会計担当者だった。パイロットはエリートではあっても、特権階級とは言えない。身内に高位幹部もおらず、庶民的な家庭と言える。