鴨緑江沿いには港湾施設、税関など貿易に欠かせない施設が立ち並んでいるが、新鴨緑江大橋周辺に移転させれば、高層マンションの敷地の確保は可能だ。橋は完成しているが、接続道路や施設が未整備で、4年もの間放置されてきた。
しかし韓国のチャンネルAは6月、接続道路の工事のための資材の搬入が始まったと報じている。また、共同通信は7月、中国が6億元を投資して年内に道路建設に着手すると報じている。今回発表された計画は、そこまで見込んでのものだろう。
ただ、一般庶民にとって開発計画は苦難の始まりとなる可能性がある。北朝鮮で高級幹部の地位にあったことのある脱北者は次のように語っている。