人気記事:金正恩氏が反応「過激アンダーウェア」の美女モデル写真(参考記事:北朝鮮、脱北者拘禁施設の過酷な実態…「女性収監者は裸で調査」「性暴行」「強制堕胎」も」)「27歳(の男性受刑者)が部屋で夜に2人を斧で殴り殺しました。その罪で公開裁判を受けて3ヶ月後に銃殺されました。女も男もみんな集められたところで。彼は班長を務めていたが、その班の男性が先生(看守)に『班長が穀物を盗んで牢屋に持ってきた、10キロになる』と告げ口したんです。他の人にも嫌われていました。どういうわけか牢屋に斧が持ち込まれ、トイレから出たところを見かけて手元にあった斧で3回殴って殺したそうです。隣りにいた人が驚いて起き上がったのでその人も殺したそうです(中略)教化生(受刑者)が集まったところで『殺すのに賛成のやつは手を上げろ』と言われて。全員賛成するしかなかったんです」
「公開銃殺を見せられました。1人が3発撃つんです。遺体を見せられるんです。裁判に引き立てられてきたときはきちんとしていたのに、処刑された遺体は半分がなくなっていました」
(韓国の北韓人権情報センターの証言集より)
今回の事件は、人権侵害を末端で実行している保安員とて安全とは言えないことを示している。彼らが恨みを買って殺される事件は度々起きている。例えば2012年の12月ごろ、全国各地で「オパシ」(悪徳保安官)が次々に殺害される事件が起きた。抑圧体制は支配する側にとっても不幸なものなのだ。
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