金正恩と米国の「ディール」を吹き飛ばす「性的虐待」の生々しい告発

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「完全かつ後戻りできない非核化に同意すれば、米国と関係国は北朝鮮に対してインセンティブ・パッケージを与えるつもりだ。これには(米朝)国交正常化が含まれるだろう」

インセンティブ・パッケージとは、米国が国交正常化、体制保証、経済・エネルギー支援などを、北朝鮮は核開発プログラムや弾道ミサイルなどすべての交渉材料をテーブルに載せ、大規模な合意を目指すことを念頭に置いていたものとみられる。

北朝鮮は、なぜこれに乗らなかったのか。理由はおそらく、人権問題である。米国にはブッシュ政権時代に出来た、北朝鮮人権法という法律がある。日本人拉致問題も含め、北朝鮮の人権状況が改善されない限り、米国から北朝鮮への人道支援以外の援助を禁止すると定めた時限立法で、トランプ政権下でも延長されている。