米ワシントンDCの連邦地裁はすでに、ワームビアさんが北朝鮮から拷問を受けていたことを認定している。
その有力な証拠のひとつは、2014年からワームビアさんの歯の治療に当たっていたタッド・ウイリアムス博士が同地裁に提出した複数の写真だ。その写真とは、北朝鮮で拘束される以前に撮られた、ワームビアさんの下の歯が見える顔写真とX線写真、そして死亡後の検視の際に撮影された頭蓋骨のスキャン画像の3枚だ。
たしかにこれらを見比べると、拘束前のワームビアさんの歯並びはきれいなのに、スキャン画像では下の中央の歯2本が歯列の内側へ大幅に移動していることがわかる。
(参考記事:【写真】大きく変形したワームビアさんの歯列)