平安南道の別の情報筋はRFAに対し、「今のように生活が困難な時期は、当局は庶民に何でもかんでも罪を着せて、『見逃してやるから』とワイロをせびる。応じなければ鍛錬隊送りで、介川だけでもそのような受刑者が200人を超える」と指摘した。
一方、「介川の労働鍛錬隊受刑者の中では、受刑者たちに凶悪を振るった横暴な幹部が殺された話が急速に広がっており、幹部がこれを防ぐため腐心している。しかしニュースを聞いた受刑者たちは、『前科者の中から義士が出た』と痛快がっている」とも話している。
(参考記事:【実録 北朝鮮ヤクザの世界(上)】28歳で頂点に立った伝説の男)