高熱の死者をそのまま火葬…「新型コロナか」北朝鮮で疑念広がる

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市民の間では「オさんは新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったのではないか」との噂が経っているが、北朝鮮当局は18日午後の時点で、国内での感染者についての正式な発表は行っていない。

情報筋によると、亡くなったオさんの遺体は病院に運ばれ、解剖が行われた結果、急性肺炎で死亡したとの結論が出された。平壌市党が緊急会議を開き、マンションの消毒を行いつつも、新型コロナウイルスの感染者発生を認めない姿勢に対して市民からは「ありえない」との反応が出ている。つまり、情報の隠蔽を図っていると思われているということだ。

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また、遺体は家族の同意を得ないままに火葬された。平壌では、高熱の症状を示した3人が先月から今月にかけて死亡したが、うち1人についてはオさん同様に家族の同意を得ないまま火葬されている。噂を抑え込むための措置と思われるが、当局が正確な情報を出さないため、市民の疑心暗鬼は深まるばかりだ。

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一方、非常防疫会議では、平壌市内の水道水の衛生状態についての案件も討議された。