出演女優を処刑…北朝鮮「裏AV流通」のゆがんだ実態

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しかし、被告の親らは平壌市党(朝鮮労働党平壌市委員会)や司法機関の主要幹部だという。裁判で「社会主義の本来の姿とは一致しない不健全で異色的な成人録画物を制作した子どもの教養問題」、つまり躾がなっていないと激しく批判し、顔に泥を塗ることで、処罰の代わりとしたようだと情報筋は伝えている。

だが、AVの制作、流布は一つ間違えば命すら危ぶまれるほどの行為だ。

韓国のメディア、デイリーアンは2013年9月、北朝鮮筋の話として、人民俳優のピョン・ミヒャンが出演したアダルトビデオが日本で出回り、それを見た在日本朝鮮人総連合会(総連)の関係者が本国に通報したことで発覚し、ピョン・ミヒャン以外の制作に関わっていた人たちは、家族の見守る中で全員が絞首刑に処せられたと報じた。

(参考記事:女性芸能人たちを「失禁」させた金正恩氏の残酷ショー

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ピョン・ミヒャンについては死刑にされたという説と、人民俳優の称号を奪われ、追放されたという説がある。