しかし最高指導者ゆえに、生活上、不便さを強いられることも多い。その端的な例が「トイレ」。頻繁に現地指導する正恩氏だが、一般のトイレを使用できないために、専用車のベンツに「代用品」を載せて移動しているという。
(参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳)トイレに限らず、北朝鮮という複雑な国家体制を率いる金正恩氏のストレスは並大抵ではないだろう。一説には、「深夜の走り屋」としてうっぷんを晴らしているとも言われる。
それだけに、喫煙ぐらいで大騒ぎするなという声もあるかもしれない。しかし、彼が抱えるているだろうストレスのほとんどは自らが招いたものだ。なによりも、禁煙キャンペーンを展開したいのなら、まずは自分がタバコを断って、お手本を示すべきではなかろうか。
(参考記事:金正恩氏のもう一つの顔は「深夜の走り屋」)