実は、彼女は一時期、金正恩党委員長の恋人とも言われていた。父子の間で1人の女性を取り合う愛憎劇が繰り広げられたのかと思わせるような秘話だが、事実は定かではない。
(参考記事:金正日・正恩親子は「愛人」を奪い合ったのか!?)金玉氏が、最後の愛人ではなかったとしても、権力層の重要なポジションで存在感を示していたことは間違いない。それにしても、正日氏の女性好きは、まさに「将軍級」だ。
金正日氏の女性好きは、「5課処女」という「権力層に仕える女性」を選抜、管理するシステムをつくりあげたことにも現れている。代表的な5課処女といえば、日本でもよく知られている「喜び組」。まさに、指導層が権力を笠に着て、女性を仕えさせ、時には慰み者にする。そんな前近代的なことが、今現在も行われているのだ。
(参考記事:「喜び組」スカウト部門が「バツイチ美女」をかき集める理由)こうしたスキャンダラスな醜聞は、金正日・正恩親子ばかりに限った話ではない。