ISFINKの関係者は、ビデオボックスについて北朝鮮の国内の情報筋の話を引用し次のように説明した。
「ビデオボックスで映画を見るには身分証の提示が求められる。一般人と分かればハリウッド映画のソフトを貸し出すが、保安員(警察官)や保衛員(秘密警察)と分かれば『ハリウッド映画はない』と告げる。だからと言って『帰れ』とは言えないので、代わりにポルノビデオを見せる」
北朝鮮で韓国ラジオを聴いた
しかし、保安員は「みかじめ料」を受け取った上で、外国映画を見せろと要求してくるのだという。外国からの情報を取り締まる立場の人間が、むしろ積極的にそのような情報に接しようとしているのだ。