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北朝鮮、違法操業の中国漁船員を射殺…「正当防衛」と主張

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韓国の情報当局筋によると、北朝鮮海軍が、中国カニ漁船の北朝鮮海域での違法操業を取り締まる過程で、中国人船員1名を射殺したと複数の韓国メディアが報じた。

韓国メディアによると、事件は4月15日「太陽節(故金日成氏の誕生記念日)」に起こった。

凶器を振り回す中国人漁民

朝鮮人民軍(北朝鮮軍)海軍8戦隊所属の警備艇は、西海の延坪島の北方限界線(NLL)付近で、違法操業をしていた中国カニ漁船を拿捕しようとした。

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しかし、中国人船員が北朝鮮海軍に凶器を振り回して抵抗。この過程で北朝鮮海軍が発砲し、船員の1名が死亡したと情報筋は伝えた。

中国は、駐北朝鮮大使館を通じて「過剰対応だ」と遺憾を表明、抗議したが、北朝鮮側は中国人船員の違法行為を阻止する過程で発生した「正当防衛」だと主張している。

その後、北朝鮮側は、違法操業の経緯などを調査を行い、射殺した船員の遺体とその他の船員、船舶を5月初めに中国に送ったところ、中朝外交問題に飛び火せず、事件は終結したと情報筋は伝えた。

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