「見たことも買ったこともあるが、THC(テトラヒドロカンナビノール、大麻の有効成分)は含まれておらず、タバコの代用品として売られているだけだ。北部山間地に自生しており、地元の人は採取して、乾燥させたものを市場で売っている。どれだけ吸ってもハイにはならない」(コリングス氏)
実際、カンナビスにはTHCが2%から25%含まれているが、ヘンプは0.3%未満だ。日本に自生している麻も後者に含まれるが、かつては収穫時に「酔う」こともあったとの話がある。
タルマジ記者は、ヘンプは北朝鮮の至る所に生えているので、カンナビスと間違えたのだろう、タバコの代用品は平壌のあちこちで堂々と売られており、大量に吸えば気持ちよくなるかもしれないが、ニコチンの過剰摂取で頭痛を引き起こすだろうと結論づけている。