それによると、平壌駐在のスウェーデン大使、トルケル・スティールンロフ氏は「大麻を合法的に買えるということはない、使用は違法だろう」と述べている。
また、平壌麻加工工場の女性案内員はAP通信の取材に「そんなものを吸う人はわが国にはいない。物を作るのに使うだけだ」と答えた。ちなみにこの女性は、米国メディアに語るには敏感な内容であるとして、匿名を要求した。国によっては麻が問題になりうることを認識している模様だ。
さらに、北朝鮮ツアーを開催しているヤングパイオニアツアーの代表で、頻繁に訪朝しているトロイ・コリングス氏は「あれは単なるヘンプだ」と一蹴する。つまり、同じ麻でも、規制成分が多く含まれているカンナビスではなく、ほとんど含まれていないヘンプだというのだ。