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金正恩氏、部下の車を「自分のトイレ」に改造か…米軍の「斬首作戦」恐れ

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韓国情報機関・国家情報院(国情院)は15日、国会情報委員会で、北朝鮮の金正恩党委員長の今年のこれまでの公開活動は51回で、前年同期と比べ32%減少したと報告した。

同報告によれば、正恩氏の公開活動は2013年から減少傾向にあり、その理由としてはすでに権力掌握に成功したことと、威厳を高めるため露出を控えていることが考えられるという。

その一方、正恩氏が自分自身を外部にさらすのに慎重になっている面もあるようだ。

報告によれば、北朝鮮当局は、有事の際に正恩氏ら指導部を排除する米韓の「斬首作戦」に関する情報を探ることに血眼になっている。普段から正恩氏の行動を秘匿することに気を使っており、正恩氏の公開活動の多くは明け方に行われ、地方を訪問する際は専用車に乗らず幹部の車に乗っているとのことだ。

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事実だとすれば、正恩氏は公開活動において、相当な不便を強いられているものと思われる。普通の人と同じトイレを使えない正恩氏は、外出時に特殊な便器が必要だ。自分の専用車を使えないとすれば、部下の車に改造を加えたのだろうか。

(参考記事:金正恩氏が一般人と同じトイレを使えない訳

いずれにせよ、正恩氏が公開活動時の身の安全に気を遣うのは当然だろう。すでに北朝鮮が核武装していることを考えれば、もはや米韓からの大規模な先制攻撃はありえない。あるとすれば、突発事態の延長線上でのピンポイント攻撃だ。そのときはまず間違いなく、ステルス戦闘機などが投入される。

北朝鮮には高度な防空網があるとされるが、米軍のステルス戦闘機を早期に発見するのは難しいだろう。となれば、正恩氏の行動を知られないことがいちばんの防衛策となる。

(参考記事:米軍の「先制攻撃」を予言!? 金正恩氏が恐れる「影のCIA」報告書

それも、北朝鮮の体制中枢にスパイがいれば用をなさない。今のところ、正恩氏の行動に関する確実な情報を米韓に届けられるような、高位の内通者がいると感じさせる要素はない。

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しかし、それだけが正恩氏の「核の暴走」を食い止める手段であるとなれば、米韓がそうしたスパイの確保に注力するのは間違いなかろう。

(参考記事:「いま米軍が撃てば金正恩たちは全滅するのに」北朝鮮庶民のキツい本音