国家保衛省は、今回の事件の被害者が保衛員であること、さらには国境地域で起きたことを重く見て、反国家犯罪として捜査を開始。容疑者の検挙のために、有能とされる捜査官を多数派遣した。現在、町の入口などいたる所に設置された検問所で通行人に対する厳しい検査が行われ、険悪な雰囲気が漂っているという。
情報筋によると、当局は、今回の犯行が計画的なものか、偶発的なものかについての調査はまともに行わず、「背後に韓国の情報機関、国家情報院がいる」との陰謀論を流している。
国家情報院のせいにしておけば、万が一容疑者が逮捕できなくても「既に南朝鮮(韓国)に逃亡した」と言い逃れができるメリットがあるからだろう。