金正恩氏の現地指導には2013年に47回、2014年には39回随行し労働新聞の1面でも金正恩氏の側でメモを取る姿が頻繁に見られた。
さらに、彼は2013年の張成沢処刑の際に、主導的な役割を果たした「三池淵組」の一人でもあった。
それが昨年11月1日に現地指導に随行して以来、ぱったりと消息が途絶えた。北朝鮮の大物幹部は一時的に姿を消し、再び表舞台に復帰する例も珍しくはないため、馬園春氏についても今後の情報が注目される。
一般的には、こうした粛清はすべて最高権力者である金正恩氏が主導していると見られがちだ、どうやら異なるケースもあるようだ。