彼女たちは中国語も非常に流暢だ。仕事を終えた後、毎日30分間は勉強しているという。休日は月に1日だけで、自由に外出することもできなければ、服装も決められている。携帯電話を使えるかたずねたところ「平壌の家にはありますが、ここでは使ってはならないことになっています」との答えだった。ただし、手紙のやり取りに制限はないため、家族が恋しくなるたびに両親に手紙を出すという。
彼女らの正体は、張鉄久(チャン・チョルグ)平壌商業総合大学の学生たちだ。
(参考記事:【画像】中国で働く北朝鮮の女子大生たち)張鉄久とは、故金日成主席の抗日パルチザン時代の炊事兵だった人物で、その名を冠した大学は、レストランやホテルなど観光分野で働く人材の養成機関となっている。
(参考記事:20代美人ウェイトレスを直撃…「北朝鮮レストラン」の舞台裏)