実際、彼女らは朝9時から夜9時半までの長時間労働を強いられているが、給料はほとんどもらえないという。現地の情報筋によると、レストランの中国人オーナーは従業員1人あたり毎月500ドル(約5万4000円)を支給しているが、そのおカネは学生ではなく大学の責任者に手渡される。彼女らは、期間満了後にわずかばかりの外貨を受け取るだけだ。
このようなインターン制度を利用した北朝鮮の制裁逃れと、それに伴う人権侵害に対して、中国政府がどのように対応するか注目される。
(参考記事:【画像】北朝鮮、脱北ウェイトレスたちの顔写真を公開)