8月4日、韓国京畿道の非武装地帯(DMZ)で、北朝鮮が仕掛けた「木箱地雷」が爆発する決定的瞬間を韓国軍の監視カメラが捉えていた。爆発によって韓国軍兵士2人が足を切断するなど負傷している。【動画】北朝鮮の地雷が爆発する瞬間
韓国軍の監視カメラの映像
北朝鮮の「木箱地雷」はPMD-57と呼ばれ、第2次世界大戦中に旧ソ連で開発された。
重量は420グラムで長さ22センチ、高さ4.5センチ、幅9センチの大きさ。TNT火薬220グラムが詰められており、殺傷範囲は最大で半径2メートルに及ぶ。3.5メートル以内でも鼓膜が破れ、13メートルの距離にある窓ガラスが割れるという。
地雷が爆発する決定的瞬間をとらえた次の映像を、韓国軍が公開した。
北朝鮮は海岸や河川周辺などに、こうした「木箱地雷」を大量に埋設しているとされる。
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